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ボーダーコリーとの日々の暮らし ときどきシープドッグトレーニング


by lonmichubonnie

おめでとう♪

ロンのホモだちのバーチョくん
一昨日の朝霧フィールドドッグガーデンのディスク大会で準優勝だって!
すごい快挙♪♪

以前に一度、H家のワンコ達とディスクやらせてもらったことあるけど
中でもバーチョはディスクに欲がない方だなぁと感じた。
いつもどちらかというとまったり、羊追いではママのためにがんばるバーチョ。
そんなバーチョが準優勝だなんて(((O(≧▽≦)O)))

飼い主のNちゃん、とってもわんこたちを愛してる。
でもとっても厳しい。
たぶん愛があるからこそ厳しさがあって
そういう厳しさだからこそわんこも受け止めるんだと思う。
真剣な向きあい方をしているから
良いところを伸ばせるんだと思う。


ドッグスポーツの世界では
自分の欲を満たすために犬を飼う人がいる。
もちろん、その人が飼った犬をかわいくないと思っているとは思わない。
でも良い成績を出せなくなった途端にその犬をお払い箱にし
次の犬にもっと性能の良いといわれる血筋を求める人がいることは事実。
”勝ちたいがため”に犬を飼う。
自分がやりたいことに対して出来の悪い犬は犬の所為にする。

Nちゃんが偉いと思うところは
自分が飼っている犬には分け隔てなく同じ経験をさせてあげること。
そして根気よく続けてその犬の持つ能力を最大限まで引き出してあげること。
傍目から見ていたら、あののんびりかわいいバーチョがまさか
由緒正しいワーキングラインの犬たちを尻目に
シープドッグトライアルで4位になるとは思えないし
ディスク大会で準優勝という輝かしい成績を収めるとは思わないだろう。

何かができないのは犬の所為ではなくって
飼い主の技量と根気と愛情が足りないだけなんだって
彼女を見ているとよくわかる。

ディスクをとれなかったからって競技が終わった後に犬を蹴ったり
背負い投げしたりするってことを耳にしたことがあるけど
そんな飼い主を犬が信頼し心底愛せるのかな・・・。
犬はモノではないし、ましてや欲を満たす道具ではないのに。

やっぱり犬は、愛することができ、信頼でき、信用でき、尊敬でき、畏怖の念を
抱ける飼い主を求めているんじゃないかな。



今わたしたちが暮らしている環境で
最善のことをやってあげるのはわたしたち飼い主の義務だと思う。
Nちゃんはそれをきちんと実行している。
それにバーチョが応えたのだ!

おめでとう、バーチョ!
おめでとう、Nちゃん!

また周囲をアッと言わせてネ。
by lonmichubonnie | 2005-10-24 11:51