ボーダーコリーとの日々の暮らし ときどきシープドッグトレーニング


by lonmichubonnie

『護羊犬の飼育と訓練』Part15

☆Lifting

Headingの後で、羊に向かう前に1〜2分間動かずにいることが命ぜられなければならない。この休止と、その直後の動作とをliftingと呼び、非常に重要なことである。特に長く走った後、犬を落ち着かせるために一息つかせて緬羊との間に意志を通い合わせる時間が必要である。
 このことはHeadingした後、落ち着いてから犬が正しい方向から近づいて、羊舎を静かに出発することを意味する。また、犬が羊飼いがする方法でpull(後追い)を始めることでもある。良い"pull"の秘訣は、しっかりとliftingすることである。なぜならば犬が彼の羊と懇意になることは、liftingの方法によるからである。良いpullingのためには、羊が最初に注意深く取り扱われねばならない。


☆Firmness of approach

犬は仕事の経験を積むことによって、接近する時の決意を獲得する。犬に自信を失わせないために、犬を緬羊に近づける時は十分に注意しなければならない。犬が近づいたために緬羊が逃げたことがある。そのような時には、さらに緬羊を厳選して近づきを試み、たとえばフェンス沿いにおこなったり、すでに訓練済みの犬と一緒にやらせてみるなどの方法をとってみる。さらに犬の代わりに手慣れた人がついて緬羊をあとじさりさせたり、犬に向かってくる緬羊をふせいでやるのもよい。もし、気の強い羊が2〜3回若い犬に突撃するのを許すならば、その犬は"backcaster"(後ろへ逃げる犬)または"tailturner"(しっぽを巻いた犬)と言われる犬になる。緬羊に近づくのがこわくなり、立ち止まらずに後退するようになる。犬を確りと立つようにする他の方法もある。しかし、初心者に奨める子とは出来ない。記述されているこの方法は、時間がかかり、かつ、忍耐を要するが確実である。いかなる場合でも、これは良い方法であって、もし、若いトレーナーが、これらの要領に熟練したいと希望するならば、犬の取り扱い方法を熟練した羊飼いに学ばねばならない。この方法において、彼は採用すべき最良の方法を直ちに学ぶことが出来る。

*****************************************************

犬と羊が”懇意”になるって表現・・・
なんかいい感じ♪
こういう視点で見ていたほうが、上手くいくんだろうな(^-^)
力で押しきるのではなく、
”犬と羊の対話”
ベイブとまではいかなくても、
犬と羊との間で何かしらやりとりがあって
落ち着いた犬ならば、羊は焦ることなく素直に動くし、
逆にバタバタと激しい動きの犬ならば、
羊も理解できないので、逃げ出したりするのだろう。

面白い。



羊との接近。
みちゅは自分から羊に突っ込むくせに、
じっとしてグ〜っと押すのは苦手。
普段はみちゅの存在だけで羊が動くので、
動かない羊は力でねじ伏せようとするタイプ・・・っていうのかな。
冷静な”対話”ができない。
何事も焦る性格が災いしてるのかしら。
根底には、”ちょっとこわい”って気持ちがあるんだと思う。
『何で動かないの!?』って。

逆にボニはじぃっと見るタイプ。
サーチライトのように羊を眺め回し、
それでも動かない羊に視線が集中。
さらに動かないと、しびれを切らして突っ込むか、
左右に逸れちゃう。
そういう羊を動くように助けてやれれば
もっとじっとそこにいて、押していく力がつくのかも。


”もし、若いトレーナーが、これらの要領に熟練したいと希望するならば
犬の取り扱い方法を熟練した羊飼いに学ばねばならない”

K師は羊飼いではないけど、経験は豊富だし、
この場合の熟練した羊飼い、に匹敵すると思われる。
あ、わたしは”若い”トレーナーではないけど(^^;
[PR]
by lonmichubonnie | 2006-03-19 10:51 | sheepdog