ボーダーコリーとの日々の暮らし ときどきシープドッグトレーニング


by lonmichubonnie

『護羊犬の飼育と訓練』Part5

繁殖の続きは台雌のことや妊娠犬の扱いについて書かれていたので省略〜。
生まれた仔犬の選抜のところから、続けます。

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「良い馬に悪い毛色はない」という良く知られた言葉がある。このことは護羊犬にとっても真実である。やはり、大部分の人は好ましい毛色や体型をした犬を好む。外貌、毛色、および大きさは個人の好みが大きい。仔犬の生時の大きさはその後の大きさの基準にならない。弱い仔犬は小さく育つと考えるのが妥当である。また一方、同腹の子の中で最も小さいものは、最もこじんまりした犬になるだろう。しかし、仕事のためには毛色、体型および大きさにはかまわずに祖先から伝わった働く性質似注意することが絶対に必要である。連続的な仕事に耐えるためには、犬は強い四肢をもっていなければならない。(a)蹠(あしのうら)は指が集合していて小さくなければならない。犬が立った姿勢の時に爪は地に接していなければならない。(b)平足の犬(大きな足をもったものや、あし指がよく離れて広いものをいう)は、足の踵や肉趾の上で体重を支えるものと思われる。このタイプの足は、一般に弱くて、ダンソニア地方では指の間に草が入って非常に困るだろう。

(c)眼は十分にはなれていなければならない。ある人たちはこのことを非常に重要視している。また犬を選ぶ際に明るい眼の犬はいけないとされている。暗い(濃い色)眼の犬は明るい眼の犬よりも全く魅力的である。しかし、眼科医は明るい眼はより強く、かつ永久に役立つと考えている。

また犬を選ぶ際には、土地の種類や使用される仕事にも影響されることが大である。激しいHeading(羊群の前を遮って追い戻すこと)の仕事のためには、速力のあるよい血統の仔犬で
吠えないで、自由に走り廻るHeading用の犬を選ばなければならない。万能向きのものやHuntaway(羊群を駆り立ててゆく)の仕事をするためには、この仕事のために繁殖されたよい血統の仔犬が最も適している。
一群の犬を必要とする羊飼いは、少なくとも各種類のものをもたなければならない。もし、4匹の犬の群が必要ならばHeading犬1匹、万能犬1匹、Huntaway犬2匹を飼うべきである。飼養者自身は仕事をさせる土地の種類を知っており、仔犬を適当に選ぶであろう。

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仕事に使うための犬の選び方なので
これに当てはまらない犬が悪いとかは思わないなぁ〜。

下線(a)の部分
ショータイプのロンの後にみちゅを飼った経験からくる話。
仔犬の頃のみちゅの足を見て
「この子は奇形かもしれない!」と思ったことがある。
蹠が小さく詰まってるし肉球が盛り上がっていて、変に指が長く見える。
ロンの足を見慣れていたのではっきりいって
「気持ち悪い」
と思った。
ただし、その足のおかげで彼女は速く走れるのだと思う。

下線(b)の部分
運動から帰って足を洗う時、
ロンの足の踵の部分はみちゅに比べて汚れが酷い。
ロンは毛が長いから、と思っていて
踵の部分の毛をたまにカットするのだけれど、
やっぱりその汚れ方の差は歴然としているのだ。
ロンの足はここに書いてあるように、大きくて指の間が離れているし
肉球はあまり盛り上がっていない。
足全体で走っているのだろうなぁ。

ボニの足はどっちかというとみちゅタイプ。
詰まっていて小さくて、肉球モリモリ。
ただ、みちゅほどではないかも。

下線(c)の部分
なぜ、眼が離れている必要があるのだろうか・・・???
肉食獣は獲物を獲る時に焦点が合うように前向きに眼がついているし
草食獣は視野を広く持ち、敵をいち早く発見できるように真横についている。
だけど牧羊犬の眼が離れていることで何のメリットがあるんだろう?

と、ウチの犬たちの眼をみると、
やっぱりロンはみちゅボニにくらべて眼が寄っている。
というかみちゅが離れている。
ボニも離れている方。

眼の色については
ロン・みちゅは明るい色。
ボニは中間、といった感じ。
暗い色の方が穏やかなイメージ。
仔犬のロンを選んだ理由は
ギラギラと金色に輝く眼に惹かれたこともあるから
好みとしては明るいほうかな。


家庭で飼う分にはどんな犬でも飼ってしまえば愛すべきパートナー。
ただし、やっぱり仕事の犬は、選ぶ段階で違うんだと実感。
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by lonmichubonnie | 2006-01-10 11:11 | sheepdog