ボーダーコリーとの日々の暮らし ときどきシープドッグトレーニング


by lonmichubonnie

『護羊犬の飼育と訓練』Part1

先日、知りあいの獣医さんから頂いた資料のなかに面白いものがあった。
その方は牧場に勤務されていたことが多かったようで
家畜の事にも詳しいようだけれど、
ご自身がラフコリーを飼われていたこともあり
犬についてもいろいろと勉強されていたよう。

で、その面白いもの、というのは
『護羊犬の飼育と訓練』という
30数年前に書かれた、岩手種畜牧場(当時農林省)の公報の一部。
わたしが生まれる以前にも、日本でボーダーコリーの訓練に
情熱?を傾けた方たちがいたのだとびっくり!
文体が多少読み難い感じもあるけれど、
そこに書かれていることは、とっても役立つことだと思った。


なので、少しずつ抜粋して、ここで紹介していこうと思う。

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よく訓練された従順な護羊犬をつくるには、辛抱強い努力が必要である。
犬の優れた能力は、その訓練技術の賜である。

護羊犬は一般にウァーキング・コリー、あるいはコリー・ドッグといわれている。

働く護羊犬と鑑賞用コリーを混同してはいけない。前者は他のどの品種よりも知能・
本能ともにすぐれている。性質としては特に臆病で知らぬ人に馴れにくい。しかし、
一度適切な取扱いによって人を信頼すると、他のどの動物よりもよく人になつくもの
である。この犬を友達とした場合、愛着心が強いのと、気に入ろうと心を配っている
様子は大変魅力的である。そして、このことは、犬が主人の一挙手一投足に注意して
理解しようとしているときによくわかる。働き手として最良の犬は、確実に御するこ
とができて、おとなしく賢明で怒りにくく動作がすばやい。犬が何を命令されたかを
理解できるようになっていれば、その犬はいつでも主人のために全力を尽くす用意が
ある。

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これは導入部で、
太字にしたところはわたしが共感したり納得したりした部分♪

今のように、犬は家族、というような意識がなくても
相棒として犬を理解していた当時の方々、尊敬します!

昔は牧羊犬ではなく護羊犬といっていたんですね〜。
護羊犬というと、ちょっとイメージ違うような気がする・・・(^^;
余談ですが
オーストラリアではマレンマが実際に護羊犬として活躍しているそうです。
(牧羊、牧畜にはケルピー)

これだけ短い文章の中にも
ボーダーの魅力が凝縮されている気がします。

繁殖や訓練についても書かれているので続く・・・
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by lonmichubonnie | 2005-12-28 21:32 | sheepdog