ボーダーコリーとの日々の暮らし ときどきシープドッグトレーニング


by lonmichubonnie

もうすぐ命日

わたしが初めて飼った犬、シェルティのラリーが
16歳半という天寿を全うしてから3年が経とうとしている。

彼はトライカラーの毛吹きの美しい、ハンサムな犬だった。
未だに、「ラリーが一番、整ってたねぇ〜」なんて
家族の話題に上るくらい。
そして家庭犬としては申し分ない犬だった。
いわゆる、芸は大抵なんでもこなせたし、
好きだったのは、ティッシュにくるんだおやつをくわえさせて
「お父さんに持っていきなさい」
というと、うれしそうに父に持っていき、ティッシュの中からおやつを貰うことだった。
※これ、ロンに教えようとしたけど、持っていく前に食べた(T_T)

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生後約1ヵ月で我が家にやってきた。
吉祥寺の一角にあるペットショップに、生後20日の小さな犬たちを見に行った。
そして黒くて麻呂眉がある仔犬に決めた。
来るまでの2週間が、とても待ち遠しかったのを覚えている。

不幸なことに?
ラリーは余りに幼くして我が家へやってきたものだから
犬との関わりが上手く持てない犬だった。
生後2ヵ月ちょっとで、兄の不注意から骨折し
2ヵ月ばかりを病院で過ごすことになる。
社会性を身につける大切な時期に病院暮らしだったこともあり、
自分を犬と思えない犬に成長した。

唯一、ラリーが好きだった犬は、同じ年ごろのプッチという雄のMIXで、
ホモだちだったと思われる(^O^)

一番脂の乗っている年齢の時に、
JSSCというクラブのショーに出たこともある。
ただ、ラリーはシェルティにしては体高が高かったため、
(確か42cmまでがシェルティの規定の体高でラリーは43cmくらいだった)
お遊びで出させてもらったのだけど、
生涯唯一のトロフィーを頂いた。
この時期、わたしはどっぷりシェルティの魅力にはまっていた。
※シェルティにはまったために後にボーダーにはまることとなる。

11歳になる前に、ロンがやってきた。
当然、自分を犬だと思ってないのに
慕ってくる勢いの良い仔犬を疎ましく思ったのか
がぶりんちょ!
ロンのマズルに穴があいたことは言うまでもない。
それでもロンはラリーが亡くなるまで、
彼に対して常に服従していたのであーる。
犬の世界は面白い。
※そうそう、ラリーから教訓を得て、
ロンはショップでなく、ブリーダーから来た。
それもできれば生後2ヵ月以上経っている子を選んできた。
既に3ヵ月になっていたので、お買い得品になっていたロン♪

14歳になった頃に、一度生死を彷徨った。
心臓がうまく機能していなかったらしい。
利尿剤を飲ませることで、どうにか回復し、
その後はたまにてんかんのような発作も起こしていたけど、
元気にしていた。

16歳になろうとしている頃に
みちゅがやってきた。
もうあまり散歩にも出なかったし、
サンルームで陽に当たって寝ていることが多かった。
トイレだけは、自分でしたかったらしく、
いきたくなると吠えて立たせてくれと知らせたものだ。
寝ているラリーを踏みつけても平気なみちゅ(-_-;
年齢差はあまりに大きく、
ラリーがみちゅを意識することはほとんどなかったと思う。

亡くなる1ヵ月くらい前から、おむつの生活。
わたしも当時は忙しくしていたので、
世話らしい世話をしてやれなかったのが悔やまれる。
床ずれができないように寝る位置を変えたり、
食べ物は好きなものをやった。
もうフードは欲しがらなかった。
甘食とか、プリンとか、
それまで絶対やらなかったようなものをあげたり、
お肉に少し火を通してあげたり。
彼の立派な毛は、介護に邪魔だったので、
短めにカットして、仔犬のようなかわいい風貌に。
「年をとると子供に返るって本当だ〜」なんて思いながら(^m^)

ある日、わたしは彼の死を予感した。
食べ物を口にしなくなってから10日、水を飲まなくなってから3日。
「がんばったね、もういいんだよ」って思いながら
夜中まで見てたけど、呼吸が安定しているので
もう少し大丈夫だろうと、少し仮眠をとった。
早朝からまた様子を見ていた。
少し呼吸が荒い。
暖房を効かせたサンルームで寝かせていたけど、
すぐに見られるように室内の、みちゅのケージの前に寝かせた。
みちゅにラリーをちょっと見ててね、なんて言って
朝食の用意のためにキッチンにいるとき、
みちゅの悲鳴のような、
今まで聞いたことのない、それ以後も発したことの無い声が聞こえた。
「あっっ、もしかして!」
すぐに見に行くと、ラリーは既に息絶えていた。
安らかな寝顔だった。
たぶん、みちゅはわたしに、ラリーが亡くなったこと教えてくれたんだと思う。
犬は他の犬の死がわかるんだと思った瞬間だった。

変な話、
わたしはこの時ラリーがみちゅに、乗り移ったと思ってる(^-^)

たぶん今ごろ、先立ったグローネンダールのタロと一緒に
お花畑を走り回っていることでしょう。

早いなぁ、もう3年が経とうとしているなんて。
お参りに行かなくちゃね!
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by lonmichubonnie | 2005-12-15 10:51