ボーダーコリーとの日々の暮らし ときどきシープドッグトレーニング


by lonmichubonnie

躾けとα症候群

ボーダーにはありがちらしい・・・というか
以前はそう思われていた権勢症候群。
去年、ペットの問題行動のクリニックをひらいている先生と
もしかして共同研究!?(ボーダーの特性について)という状況になったときに
話のひとつとしてボーダーの患者さんは多いのかという質問を投げ掛けた。
やはり問題行動で悩んでいる方は多いとのこと。
わたしが「やっぱりそれはアルファ症候群ですか?」と聞くと、
学会などではそれはもう過去の物として扱われているというお返事。
(わたしも行動の研究室に所属していながら恥ずかしい質問でした(^^;)
飼育下のオオカミにはみられるけれど、野生ではありえないらしい。

ではどうして問題行動が起きるのかというと
だいたいがストレス、ということ。
まぁ、ストレスってもの自体定義が難しいのだけど、
まじめに向きあおうと力を入れすぎている飼い主さんに多いみたい。
ボーダーは大変だ、と聞いているから
”良い犬に育てなければ!”と
がちがちに厳しくするあまり、
最初は良い子に見えていた犬も、
徐々に飼い主を恐怖の存在と見るようになったり
飼い主といるとリラックスした状態になれなくなったり。
そういう空間で過ごすこと自体がきっとストレスになるんだろうな。
そしてあるとき爆発しちゃう。

躾けをするときに
褒めることってすごく大切だと思う。
叱ることは”できることをやらない”に対してやるほうが有効のような気がする。
基本は
”飼い主といると楽しい・嬉しい”とか”リラックスして過ごせる”ことなんだと思う。
これが信頼感や飼い主を信用することにつながるんだ、きっと。
みちゅを見ていると、訓練士さんは好き、でも一緒にいて心からリラックスしている
ようには思えない(先生ごめんなさい)のだ。緊張感と期待感と、入り交じった感じ。
ずっとずっとそんな感じだと、きっと犬も疲れちゃうんだろうなと思う。
事実、訓練を始めた最初の頃、訓練の翌日には必ず下痢してた@みちゅ。
飼い主はもちろん、従うべき存在だけど、
同時に安らぎを与えてくれる存在でもあるのかも。
休日ダラダラと過ごしている姿、
てきぱきとご飯を作っている姿、
散歩で元気に遊んでくれる姿、
いろんな姿を見ているからこそ心から安心感がもてて
信頼できるようにもなるのかもしれない。

躾けや訓練って厳しくても、
その中に必ず逃げ場も必要だなって思う。
それは人間も同じだと思う。
フッと気の抜けるひとときが
とっても心地よいものに思える瞬間って人にもある。

ボーダーは大変だから最初っから厳しくする

だけではなくて

十分な愛情を注ぐ(褒めたり、厳しさなしに遊んだり、一緒にぐうたらしてみたり)
ことも必要だなって。
あ、もちろん、これはどんな犬にでも当てはまるのでは??


機会があったらまた
クリニックの先生とお話してみたいと思う。
[PR]
by lonmichubonnie | 2005-11-02 20:20